七崎日記

こんな夢をみた

こんにちは

七崎りょうすけです。

 

「こんな夢を見た。」で始まる

夏目漱石の「夢十夜」という作品を

ご存知ですか

 

幻想文学のテイストが強い作品で

第一夜から十夜まで「こんな夢を見た。」

で始まります。

 

私は劇団員時代にこの夢十夜の舞台に

出演したことがあります

 

私が出たのは第四夜だったかな・・

子どもたちが輪になって踊りながら

みんな海の中に吸い込まれていく夢の話で

私はその中の子どもの一人の役だった

記憶があります。

 

なんせ、台本を読んでも

よくわからない。

だって、もともと夢だから。

ストーリーに疑問を持つのをやめました。

 

ただ、それから私は

見た夢を身近な人に話ます。

話すことによって

夢を記憶することができるからです。

 

ここにも記録しておこう。

 

 

七崎りょうすけ「第一夜」

 

こんな夢を見た。

 

突然地面が揺れたと思い

足元を見ると

自分の足が置かれた土壌から

寸分だけ離れた場所に

モリモリと地面の盛り上がりができた。

ぼろぼろと土が円形に盛り上がり崩れおち

真ん中から出てきたのは

ふかふかした1㍍ほどの

モグラの頭だ。

 

「打て」

 

後ろから男の声がした。

手にツルハシを持っていることに気づいた私は

それを構える。

 

でも、悪いモグラではないかもしれない。

「打て」と言った男に

打たない言い訳を考え始めたその時

モグラが地面から飛び出した。

 

その時目にしたのは

モグラの手。いや、

モグラの大きな寸胴体型と変わらない

大きなモグラの翼だった。

 

「モグラって飛べるんだね」

と男に言い終えたか、言い終えなかったか、

空から巨大モグラが私を目掛けて襲ってきたもんだから

ツルハシをモグラの天頭めがけて振り下ろした。

 

豚肉よりも柔らかく

あんぱんよりは硬い

そんな感触を覚えた。

 

モグラは倒しても倒しても

次から次へと地面から湧き上がってくる

 

「ほら、そこ!」

「次はそこ!」という男の声に合わせて

ツルハシを振り下ろした。

 

地面から飛び出す前に仕留めた方が

容易いし安全だということで

頭の中がいっぱいだった。

 

【完】

 

 

なんじゃこの夢www

朝まで夢の中で命懸けモグラたたきをさせられてた気分。

 

今日はいい夢が見たいです

皆さんも良い夢をw

 

夢を振り返っていてこの歌を思い出しました↓ぜひ。

 

 

 

 

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