七崎日記

お別れ

こんにちは

七崎りょうすけです

 

昨年1年と少しの期間

山梨にいる間

いつもお世話になっていた

おばあちゃんが亡くなり

お別れ会に行ってきました。

 

いつも、仕事中にでも

気軽に食べられる茹でたまごを

作ってきてくれました。

 

よく覚えているのは

世間ではコロナワクチン接種が始まるころ

自治体任せの対応で

多くの人が

「我が先に」と

事務所にも問い合わせが殺到する中

 

おばあちゃんは

「先に、ななちゃんとか、若い人に打って欲しい」

「自分は年寄りだから」と言っていました。

 

命の重さに、年齢は関係ないこと

そして、重篤化するのはお年寄りの方が多いことを説明して

私は、おばあちゃんから打って欲しいと思うよ

という会話をしたのを覚えています。

 

お孫さんが私と同い年であること、

糖尿があるから大好きな甘いものを

我慢してること、

でもたまに食べてるのを私にみられたこと、

よく一緒にランチに行ったこと、

みんなで飲みに行ったこと、

 

家族に残せる現金がしれているから

どうせならと

その現金で月の土地を買って

それぞれに残したこと、

それに対して私が

「私が孫なら少しでも目の前の現金のほうがいい」

というと

「やだ、ななちゃんは夢がないはね〜」と

笑っていたこと、

 

たくさんの笑顔と優しさをもらいました。

 

トータルであなたの茹で卵

何個食べたんだろうね。

ありがとうございました。

 

あの時はついディスってしまったけれど、

家族に月の土地を残すと聞いたとき

やっぱり素敵な人だと

改めて実感していました。

 

 

棺に、

寄せ書きをした茹で卵

入れたからね。

 

お別れの最後に

私と同い年のお孫さんが

不思議そうに

棺に入った茹で卵をみていたよ。

 

あの時、

私が語った夢、応援しててね

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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